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マティアス・クロッツの同名の子孫が住んでいた家。壁に"Mattias Klotzとよめる。

Geigenbau Museum

月曜休館。分かっていたけどちょっとザンネン。

マティアス・クロッツの銅像!

ミッテンヴァルト駅。Mittenwald とは、「森の中」という意味。 ゲバ本社。イデア君もゲバ代もここからやってくる。 国立バイオリン製作学校 バイオリン製作学校の壁にはバイオリンを弾く天使が描かれてます。

Fuessenに泊まった翌朝、今日はAchim氏と立山君(Fuessen参照)とでドライブです。
ドイツバイオリン製作のメッカ、「ミッテンヴァルト」とミヒャエルの待つ「ムルナウ」(Muenchen/Murnau参照)へ向かいます。

ミッテンヴァルトもFussenも、オーストリアやスイスの国境に近い町。ドイツで一番高い山"Zugspitze"ツークシュピッツェ(オーストリアとの国境にある)という山を仰ぎつつオーストリア国境を一部超え、そしてまたドイツに戻るというルートです。アルプスの少女ハイジがペーターのこひつじを抱えてでてきそうな風景を眺めながら、2時間ほどでMittenwaldに到着。

Mittenwaldは、17世紀半ばマティアス・クロッツMattias Klotz(1656-1743)によってバイオリン製作の歴史が始まりました。街の中にはマティアス・クロッツの銅像があり、「クロッツ通り」と名づけられた通りもあります。クロッツ・ファミリーはその後何代も続いて、その他Hornsteiner等の名工も誕生し、1800年代のマスプロが美徳の時代に最盛期を迎えました。

ドイツの職人魂を感じる美しい製作道具やパーツの数々。バイオリンのパーツ(顎当て・テールピース・ペグなど)や楽器のケースの世界的卸、ご存知GEWA「ゲバ」の本社にも行ってきました。業者のレセプションルームには取扱いのパーツが美しくディスプレイしてあり、なかなかの眺めです。(左画像)

また、時間の都合上今回は中には入らなかったのですが、その名も「バイオリン博物館」という製作に関する博物館や、「国立バイオリン製作学校」も、この小さな町の中に有していて、クロッツファミリーの時代の栄光にはかなわないにしても、今でも製作の歴史が途絶えていないこのミッテンヴァルトは、やはりバイオリン史における聖地です。

ドイツ名物プレッツェルをかじりながら街なかを散策。でもミッテンヴァルトのプレッツェルは塩が多すぎ!塩辛いのが大好きな私もビールなしではつらかったので、道すがらポロポロとおおきな塩つぶを落としながらいただきました。

そんななか、HPを見ていただいている皆さまへのお土産もみつけてきましたよ!
(さすがに全員の分はありません。抽選でプレゼントさせていただきます。こちら


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