チェロ ハードケースの選び方。-人気4ケースの比較検討。-


バム子フェル美イデア君アコード夫人
チェロケーストップ


ケースは値段だけでは選べません。特にチェロ ハードケース は、持ち歩く時のことを考えると、みなさん軽いものをお求めになりたいと思われるようです。ただ、ハードケースは、軽ければ軽いほど一般的に高額になります。また、価格が安いほど、重く、大きくなります。しかも、大事な楽器を守るという大事な役目を果たすべく一定の保護性能を持っていなくてはなりません。一般的に楽器保護性能を上げるために、内装の厚みを大きく全体的に取ると、ケース本体も大きくなり、重くなります。またみただけではわからない、使い勝手の違いも大きいです。総合的に考えてお選びください。

ハードケースご利用時の注意
転倒などによる事故には、十分お気を付け下さい。

ここでご紹介しているケースは、いずれも人気のある軽量タイプ。そのため、楽器を入れて立てて置いた時、見た目には重心が下にあるかのように見えますが、見た目より直立安定性は高くありません。ご自分で倒すことはなくても、第三者は意外と気にしていないもので、軽くぶつかっただけで倒れることもあるでしょうし、屋外でも風のある日だったらちょっと目を離した隙に倒れないともいえません。こうした転倒によるネックなどへの衝撃は、大怪我の元となります。

ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗氏は、「チェロケースの転倒とネック折れ」について、詳細な解説をされています。ご参照下さい。

ソフトケースでは少ないこの事故は、上記のような錯覚とハードケースになって扱いを油断してしまうことが第一の原因です。ハードケースに楽器を入れている時は、寝かせて置けばこの事故はほとんど解消されるはずです。
蛇足ながら、海外ではチェロケースを立てて楽器を出し入れせず、バイオリンケースのように横たえて出し入れする人が多いそうです。空間の広さとお国柄の違いでしょうか・・・。ハードケースの背中や横にひっそりとついているゴムパッド等をもっと利用してあげましょう!


以下、ご自分のライフスタイル・体力・経済力・楽器に合せて、ご検討下さい。
重量表示はメーカー発表に基づくものです。多少個体差はございますことを予めご了承下さい。

TOP

フェル美

選考ポイント


FEL Chenonceaux:5.4kg


詳細画像情報

フェル シェノンソー
:定価141,750円

販売価格(税込)
113,400円

ご注文方法Mail

外装色 グレー ディープレッド ホワイト ブルー グリーン クリームブラウン
             

内装色

             
グレー ブラウン

さすが、GEWAから独立するだけの人気を持つだけあって、商品としての総合点は高いです。外見のフェミニンな印象からか、女性で使用されている方が多いようです。フランスのインテリアデザイナーがデザインしたとのことです。

FRP樹脂の本体表面は、美しい色を持っています。でも、この樹脂の性質のためか、重さは見た目ほどは軽くありません。ただ、全体的にボディが細身で、特に首回りがスッキリしているので、肩にかけて腕をまわして持ち運ぶことが多い方には、扱いやすくておすすめ。
また、コンパクトなので車で運搬することが多い方にもよいかもしれません。

内装の楽器保護方式は、表側下部で楽器の回転を多少防いでいるが、基本的にネックと全体で保護する方式。内装クッションはあまり厚くないが、チェロ本体に常に密着している部分が少ないので、ニスの乾ききっていない新作の楽器などにもおすすめ。

ただ、コンパクトな分、内装もややコンパクト。
サイズが大きめの楽器や、楽器の肩が張っているモデルの楽器の場合には、予めご相談ください。

TOP

バム子

選考ポイント

Bum Flight:5.2kg


詳細画像情報

バム フライト
:定価120,750円

販売価格(税込)
96,600円

ご注文方法Mail

   

グリーン

レッド

楽器以外のケースも作っているケースの老舗ケースメーカーだけに、作りや価格設定にそつがないです。(輸入業者曰く、世界的に見ると使用人口が最も多いとのこと。)安心感は、4ケース中一番あります。また、この中では価格が最も安いです。

ぽっちゃりした見た目は外装の粘性のある素材の厚みから来るものですが、バム社のデザインセンスで、愛敬を感じさせるルックスにうまく転化してます。しかも見た目ほど重くはないです。

ただ、外回りが大きいので、持って運ぶことが多い方は他のケースに比べて、多少苦労します。外からの衝撃に対しては、もっともショックを吸収するケースです。ゴツゴツぶつけてしまいがちな方(?)や、車で移動されることが多い方には一番お勧めです。キズも目立たないほうです。

内装の保護方式はネックとエンドピン部と背面の4点。この背面の4点支持部が楽器のニスに跡を残す可能性あり。新作楽器を使用していて、しかも入れっぱなしの事が多い方には注意が必要。

TOP

アコード夫人

選考ポイント

 

Accord Standard
2.8kg(〜3.1)kg


詳細画像情報

「スタンダード」:定価304,500円
2.8kg(〜3.1kg)
販売価格(税込)
255,000円


「ウルトラライト」:定価378,000円
2.3kg(〜2.6kg)

販売価格(税込)
319,000円

「ハイブリッド」:定価236,250円
約3.4kg(〜3.7kg)
販売価格(税込)
198,900円

ご注文方法Mail

 

             
シルバー レッド ホワイト 濃茶 エメラルドグリーン
             
3D黒 3Dイエロー 3Dレッド 3Dオレンジ 3D紺 3D茶 3Dエメラルドグリーン

外見は透明感と光沢のあるフェル・シェノンソーに似ていますが、外装の主たる素材はカーボンファイバーで、他のどのケースよりも圧倒的に軽いです。はじめてこのケースを手にする方は、ほぼ間違いなく仰天されます。

ただ、圧倒的な軽さと同じくらい圧倒的に価格がお高いです。気の短い方だと「何でそんなに高いんだー!!」と怒り出してしまうレベルです・・。

この高価格・超軽量の理由は、材料となるカーボンファイバーシートの原材料費が高価であることの他に、手作業によってこのケースが作られているという事にあります。弾力性と強度を兼ね備えたこの素材力のみに頼ることなく、その性質を最大限に活かしつつ、さらにここまで軽量に仕上げるためには、手作りでなくては不可能であるためです。

幾重ものカーボンファイバーをエポキシ樹脂で固化させ作られているのですが、その過程は、繊維に少し樹脂を塗っては乾かし、また薄く繊維を重ねて樹脂を塗るといった、時間と手間をかけた方法が、職人の手作業によってなされています。

重要なポイント!
ただ、手作りである故に重さにはばらつきがあり、メーカー発表の重量数値は、最高のパフォーマンスがなされた際の重量(ストラップやクッションを除く)となります。(実際には200g〜300g程度重いことが多いです。)

保護方式は、楽器の表裏左右および楽器下部のクッション。
これらにより楽器本体がケース内で宙に浮くように支えています。
また、これらのクッションは楽器に合わせて厚みを調節可能です。
(ただし、ニスの柔らかい楽器には跡をつけてしまう可能性がありますので配慮が必要です。)

アコードは、パッキンによる防水構造になっていません。多量の雨降りに合わないように(他のケースでももちろんそうですが)、お気をつけください。

アコードケース内寸

TOP

イデア君

選考ポイント

GEWA Idea Light:4.2kg


詳細画像情報

イデアライト
定価:262,500円
販売価格(税込)
205,000円


ご注文方法Mail

 

             
ブラック ダークグリーン イエロー レッド ホワイト ダークブルー

第一のポイントは、名前通り、軽さにあります。アコードは別格として、フェルやバムと比べると、やはり1キロ強の差は、ありがたく感じます。

第2に、(こちらの方が最大の個性といえるかもしれません)ケース合わせ部分の構造が上げられます。例えが悪いのですが、ポリバケツのふたのように、ケースの合わせ部分がしっかりと重なるようにできているのです。

このことにより、蝶番の金具もしっかりとしたものを使用する事が可能になり、ケースを開けた状態の時に、正面側と背面側のねじれが少なく、上から覆うようにふたを閉じる事ができるため、これは、他のケースを開閉した事のある方でないと分からないかもしれませんが、他のものに比べ、感動的なまでに開閉(特に閉める際)がしやすいです。(練習のあとの飲み会の席に一番につくことが出来ます。)

余談ですが、この作りによりイデアライトは止め金具が4ヵ所だけで済んでますので、他のケースが7〜8ヵ所必要としているので、止め具を開閉する手間が最高で半分以下で済みます。これは確かに小さな幸せかもしれないけれども確固たる幸せです。「小確幸(ショウカッコウ):村上春樹」

楽器の保護方式は、ネック支持・エンドピン支持、および背面、側面全体にめぐらされた、クッションになります。他のように、クッション等の「点」で楽器を浮かせるだけでもなく押さえつけるだけでもなく、例えるならば、ひよこを手のひらに入れているような「面」による保護方式。側面のクッションが4ケース中一番多い。

ネック支持は皮製のベルト。最初は硬くて着脱に慣れが必要ですが、皮製なので、使っている内にネックにあわせて馴染んできます。最初の内の着脱のコツ:はずす時にネックをかるく持ち上げるようにしてベルトにかかる重さを減らしながら着脱してあげるといいかもしれません。

(個人的に一番好きなんです。)

 


バム子フェル美イデア君アコード夫人

比較分析ご注文方法

チェロケーストップ

Mail

ご質問をお気軽にお寄せ下さい。
ご購入時は全国に無料発送いたします。


HOME